ARカメラの規約やガイドライン、仕様は定期的に変わります。
最近デモ用に色々とARカメラを作り、アップロードしてFacebookに申請を出しているんですが、今まで承認されていたものが急に承認されなくなったりすることも多々あります。
例えばFacebookとInstagramのARカメラを作るツールはどちらも同じなので、カメラをアップロードする際に区別を付けるためにFacebookのほうのカメラはそのままのカメラ名前にして、同じカメラでInstagram版を作る場合、Facebookのカメラ名の後ろに「カメラ名+IG」と付けていたんですが、最近ガイドラインが変わったようで、カメラ名に「IG」と付けるのはダメだと承認が降りずに却下されました。昨年末に申請したものは問題ありませんでした。
Facebookがサンプルで配布していたInstagramのアイコンは角丸で、サイズの180px*180pxだったんですが、最近角丸が廃止され、サイズも480px*480pxになっていました。
InstagramのARカメラはまだベータ版ということで、仕方のないことかもしれませんが、ガイドラインが更新されたことが通知されず、アップロードして確認するしか方法がないのが辛いところですが、頻繁に開発者グループやページを見て、情報収集するしかありません。
FacebookのARカメラも顔メッシュも変更され、旧タイプの顔メッシュで作られたものは更新できなくなってしいました。
昨年制作し、インプレッションを1000万獲得したフェルメールやゴッホの顔を動かせるカメラも旧タイプの顔メッシュだったので、新しい仕様に合わせようとするとメッシュを作り直す必要があります。
iPhoneXや8plusなどの巨大なディスプレイを持つスマートフォンのFacebookのアプリだとどうやら表示に一部問題が出ているようですが、新たに作り直すとなるとそれなりに時間がかかってしまうので、現状はそのままにしています。
最新の技術を使い、Facebookアプリというプラットフォームの上に乗っかっているサービスを作る以上、仕様やガイドラインが変更されたらそれに合わせるしかないが現状です。
FacebookのARカメラでなくて、iPhoneはAppleがiOSのアプリの仕様変更を頻繁におこなっており、新しい仕様に合わせられないアプリがアプリストアからリジェクトされたりしている現状を見ているとFacebookのARカメラはまだ優しい方だと思います。