管理者でなくても、ARカメラの管理ができるようになりました。

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従来ARカメラを公開するにはFacebookページの管理者権限が必要で、大手企業やアーティストなど、多くのいいねを持っているFacebookページの管理者権限を第三者に渡すことのハードルは高かったです。

管理者権限を渡さずにARカメラを公開するには、ARカメラを作るソフトのSpark ARから書き出したファイルやアイコンを管理者権限を持っている人に渡し、管理者自らSparkARの管理者ページからデータをアップロードし、アップロード後に発行された確認用のURLをクライアントから確認しそれを関係各所に送り、問題なければそのまま公開することはできますが、修正などが発生した場合、クリエイターが修正したデータを管理者に渡し、同じことを管理者がする必要がありました。

セキュリティ上それが面倒で新しくARカメラ公開用のFacebookページを新規に作ったりすることもありましたが、そうすると今まで獲得したいいねの意味がなくなり、フォローしているユーザーのARカメラリストにARカメラが表示されないことになるので、非常に効率が悪く、あまり良いとは言えませんでした。

仮に管理者権限を第三者に渡してしまうとページの内容を勝手に変更できてしまったり、投稿先を間違えてプライベートな投稿や別のFacebookページに投稿するべきものを違うFacebookページにしてしまう誤爆が発生してしまう懸念があったので、多くのクライアントからするとそれは難しい問題でしたが、今回Facebookページの管理者権限と切り離した、ARカメラのみの管理者権限を渡せる設定が追加されたのでその懸念がなくなりました。

これによりFacebookページ管理者が第三者にARカメラの管理権限を渡すだけで、ARカメラを公開することができるので、多くのいいねを獲得しているFacebookページでも問題なく、ARカメラのみの管理者権限を渡すことができるようになります。

ARカメラの管理者は公開・変更・削除のほかに、インサイトも確認できるので、インプレッションを確認することができます。
ARカメラ管理者のグループ分けもできるので、一つのカメラに複数人の管理者を追加し、管理させたり、例えば大手企業で多くのARカメラを公開する場合、グループAには携わっているこの3人、グループBには携わっているこの2人と分けることができ、グループAにいる人がグループBのARカメラの変更や削除、インサイトを確認することはできないので、セキュリティ上も安全になると思います。

当然Facebookページの管理者もARカメラの管理者と同じようにARカメラを管理することができるので、ARカメラの管理者にお願いしなくても削除や非公開の設定変更がおこなえます。

英語のページになりますが、詳しくはこちらのページをご覧ください。

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