ARカメラのBGMやSE(効果音)の使い方
InstagramやFacebookのARカメラではBGMやSEは使えますが自分の声も録音したい場合、録画時にはBGMは鳴りません。
その理由としてスピーカーから出したBGMをマイクが拾ってしまいハウリングしてしまうからです。マイクをオフにすれば、録画時にもBGMやSEを鳴らすことができます。
TikTokのようなBGMやSEを聞きながら自分も音に動きを合わせて録画したい場合はマイクをオフにすれば可能です。しかしこの場合はTikTokのように自分の音声は録音できません。
しかし一つだけBGMを鳴らしながら音声を録音する方法があります。
それはヘッドフォンやイヤフォンをしながら録画することです。スマホのマイクとスピーカーが独立しているためにこの方法であればBGMを鳴らすことが可能です。しかしこの方法はユーザーの環境に依存するためあまり推奨はできません。
BGMを使ったARカメラでは以下の3通りの方法があります。
・録画時はBGMやSEを鳴らさず音声も録音する
・録画時はBGMやSEを鳴らして音声は録音しない(TikTok)
・録画時はBGMやSEを鳴らして音声は録音する(イヤフォン装着時のみ)
私が制作したInstagramのこのカメラを試しに使用してみてください。
カメラ読み込み時はSEが鳴っていますが、録画時には音声はなっていません。しかし録画した映像を確認するとSEは鳴っています。
どのタイプのARカメラでも、ARカメラを制作する前にTikTokのような使い方をしたいのかは事前に確認する必要があります。あとから映像編集ソフトなどでBGMを追加するという場合には録画時にはBGMを鳴らす必要はありませんが、実際にはそのようなことをさせるのは手間なので、上記の3つの方法から選ぶことになります。
しかし日本ではまだ未搭載ですが、本国アメリカではInstagramでBGMを後付する方法があるので将来的には少し違う使い方ができるかもしれません。
上記のサイトの説明ではInstagramをアップデートすることで日本でも音楽が後付できるように書かれていますが、実際にはできません。日本にはJASRACがあり、BGMを入れる場合はJASRACに利用料を支払う必要があるからです。