FacebookのARカメラでネットワーク機能が使えなくなりました。
FacebookのARカメラは外部サーバーから写真や動画、JSONなどのデータを取得できましたが、昨晩Facebookから突然「ネットワーク機能を一時停止する。ネットワーク機能を使っているARカメラをすべて非公開にした。」メールが送られてきて、FacebookのARカメラでネットワーク機能を使っているARカメラがすべて使えなくなりました。
私が過去にクライアントワークで作ったARカメラでネットワーク機能を使ったものはなかったので、個人で制作していたARカメラ以外では影響がありませんでしたが、開発者グループの投稿にはクライアントワークでネットワーク機能を使っていた人たちの怒りの声が上がっています。
InstagramのARカメラもベータ期間中の4月までネットワーク機能が使えていたんですが、突然InstagramのARカメラでネットワーク機能を使えなくするから5日後までにネットワーク機能を削除したARカメラを送信しろとメールが来て、慌てて修正したものをアップしたことがあります。
InstagramのARカメラはベータテスト期間中だったので仕方がないと思いましたが、今回のFacebookのARカメラはすでに公式リリースされており、商用利用している方も多くいる中での突然の仕様変更に戸惑っている人も多いようです。
ただずっと使えないというわけではなく、今年の後半に新たなネットワーク機能を追加して使えるようになるとアナウンスされています。
FacebookやInstagramのARカメラは容量制限があり、データの重い動画データをプロジェクト内埋め込むことができず、外部サーバーから取得するしか方法がありませんでした。その上動画は使えても音声は入れることができず、ただ無音の映像が流れるだけだったので、ネットワーク機能が復活したとき音声付きの動画データが埋め込めるようになることを期待しつつ、InstagramのARカメラでもネットワーク機能が使えるようになることを願っています。
JSONなどを外部から受信することができれば、スポーツや天気など刻一刻と状況が変わるようなものの状況に合わせて効果を変更できるARカメラがあったら面白いですからね。