InstagramのARカメラを使う方法
InstagramのARカメラのベータテスターに選ばれて二ヶ月ほどが経過しました。
現在もまだベータ版で一般公開はされておらず、ベータテスターに選ばれた人だけしかInstagramのARカメラを作ることはできません。現在は個人利用のみで商用利用できるのはInstagramとパートナーシップを結んでいる一部のパートナー(NBAやディズニー、有名モデルや有名アーティスト)のみです。
ベータテスターに招待されているだけが入れるFacebookグループには340人ほどで、私が選ばれたときは60人ほどしかおらず、日本人では私が最初でした。
今現在もベータテスターに選ばれた日本人は3人しかおらず、日本でInstagramのARカメラが使われシェアされているところをあまり見たことがありません。
ベータテストが始まった当初はFacebookページと紐付いたビジネスアカウントで公開できていましたが、現在は個人アカウントでしか公開できなくなりました。一般公開され商用利用できるようになったらビジネスアカウントでも公開できるようになると思います。
そこで今回はInstagramのARカメラを使ったり、シェアされる方法を紹介したいと思います。
以前も書きましたがInstagramのARカメラが使えるのはストーリーモードのカメラだけで、ストーリーモードがなかったときに投稿していたInstagramの下メニュー真ん中の+マークのカメラ(正方形や複数写真を投稿)ではARカメラを使うことはできません。
※ちなみにInstagramではARカメラのことを「エフェクト(効果)やフィルター(加工)」という言い方が一般的なようですが、FacebookとInstagramで言い方を変えると混乱してしまうため、一般的なフィルタではなく、ARという言い方にしています。
1.ユーザーアカウントのホーム この方法は使えなくなりました。
Instagramがアップデートされたことでアカウントホーム画面にエフェクトボタンの表示はなくなりました。
InstagramのARカメラを公開しているユーザーのホーム画面下にARカメラのボタンが表示されているので、それをタップすることでARカメラを読み込むことができます。
これはそのユーザーをフォローしていなくても、ホーム画面下に表示されているのでタップすることで読み込むすることができるので大変便利です。
ただし複数のARカメラを公開しているユーザーの場合、それを選択することは今のところできないので、どのカメラが起動するかはタップしてみないとわかりません。公開された最新のARカメラが起動するかと思いきやそうではないようで、表示されるARカメラも切り替わっているので、ランダムで表示しているのかもしれません。
面白いARカメラを公開しているユーザーのフォロワーはかなり増えているようで、私もここ数日でフォロワーが一気に増えて1000人を越えました。ただフォローしているのはロシアやウクライナのティーン・エイジャーが多く、日本人からは友人・知人以外からはフォローされていません。少し前の日本のSNOWのような状態です。
2.ストーリー
日本でもかなり盛り上がってきている24時間で消えるInstagramのストーリーですが、これが一番ARカメラを使ってもらいやすく、シェアされやすい方法です。
そもそもInstagramのARカメラはストーリーモードのカメラでしか使えませんが、ストーリーで撮影した写真や動画をシェアすると左上にカメラ名、右上にユーザー名が表示されます。
左上のカメラ名をタップするとARカメラが自動で読み込まれるので、フォロー数の多いユーザーやインフルエンサーがストーリーにシェアすることで多くのユーザーを獲得することができます。
右上のユーザー名をタップするとそのカメラを公開しているユーザーアカウントに飛ぶことができるので、それをきっかけにARカメラを公開しているユーザーのフォロワーが増えているようです。
私自身も上のロシア人女性が私の作ったARカメラをストーリーにシェアしてくれたことで一気にフォロワーが増えていきました。
3.QRコードやURLをタップ
FacebookのARカメラと同じようにチラシやポスターなどに掲載されたQRコードを読み込むことでInstagramが起動し、ARカメラが読み込まれる方法で、ストーリー以外ではこれは一番使われる方法で、SNSシェアではなく、リアルイベントではこの方法でARカメラを宣伝するのが一番良いと思います。URLタップからの読み込みですが、Facebookの場合ブラウザから自動遷移でFacebookアプリが起動しますが、Instagramの場合はブラウザの画面からInstagramのボタンをタップする必要があるので、まだ改善の余地があります。
それとFacebookの場合、パソコンでARカメラのURLをクリックするとスマホアプリにお知らせを通知することができますが、Instagramの場合スマホに通知することができないので、URLをコピペしてスマホに送る必要があります。
4.カメラ一覧から選択
これはストーリーモードにしているときに右下の顔マークをタップしたときに表示されるフィルター一覧から読み込む方法です。フォローしているユーザーが公開しているARカメラはここに表示されるので、面白いARカメラを公開しているユーザーのフォロワーが飛躍的に増えているのはそれのおかげだと思います。
ちなみにFacebookはいいね!(Instagramで言うところのフォロー)を押しているページや友達が公開しているARカメラ以外のカメラ(ハリウッド映画など)も一覧に多く表示されていますが、Instagramでは今のところInstagram自身が公開しているARカメラしか一覧に表示されていないので、Instagramがほかのカメラをピックアップして一覧に表示してくれるということは今のところないようです。
まだベータテストが終わらず私自身も試行錯誤しながらInstagramのARカメラを作っている状態ではありますが、FacebookのARカメラ含め、ARカメラでプロモーションしてみたい方はぜひお問い合わせください。
私が公開しているInstagramのARカメラは個人アカウントに載っているのでご覧ください。