ついにInstagramのARカメラでもマーカーを使ったARカメラを使えるようになりました。
FacebookのARカメラではずいぶん前から設定した画像をスマホでかざすことでARコンテンツを表示するようなARカメラが作れており、Instagramでは先行してFacebookのイベントや、最近ではスターバックスのInstagramアカウント、日本ではリリース前にフジロックがARマーカーを使用したARカメラが配信されておりましたが、昨日深夜にInstagramのARカメラでもマーカーを使ったARカメラを誰でも配信できるようになりました。
私は今年の年賀コンテンツでInstagramとFacebookのARカメラを作りましたが、InstagramはARマーカーに対応していなかったので、Facebook版は年賀状をARマーカーにして、Instagramではマーカーを使わないARカメラとして配布していました。
InstagramのARカメラがマーカーに対応したことで、CDジャケットや限定グッズ、チラシや雑誌の表紙、看板などをARマーカーにして、ARコンテンツを表示することが可能です。
InstagramでARマーカーを使ったのARカメラを今申請しているところですが、どのようなことができるのか、こちらの動画をご覧ください。
これはFacebook版のARカメラですが、レディプレイヤーワンという映画で使われていたマーカーを使ったARカメラです。
ただInstagramのARカメラはシェアをして拡散されることに特化しているので、多くの方に使ったもらうことが可能ですが、ARマーカーを持っていない人からするとマーカーを持っている人しか楽しめないということで、嫌がられる可能性もあります。
それとマーカーは結局のところただの画像なので、誰かがマーカー画像を撮影してSNSなどでシェアしてしまえば、グッズを持っていない人しか使えないようにしたとしても、誰でも使えてしまいます。
しかし公開期間を限定することでコンサートでグッズを持っていいる人しか使えないARカメラや、雑誌や写真集を買った人しか使えないARカメラを配布することが可能になるので、InstagramのARカメラでの可能性が大いに広がるのは間違いないと思います。