SNOWのようなカメラがInstagramでは公開できなくなります。
少し前にネットワーク機能が使えていたFacebookでも使えなくするという連絡が突然あったと書きましたが、今回はInstagramで突然の規約変更の投稿が開発者グループにされました。
その内容は日本では一番使われている加工カメラアプリの代表格であるSNOWのように顎をシャープにしたり、目を大きくしたりして見た目をキレイに見せる整形のようなARエフェクトを非公開にするという規約変更です。
一部の国や地域でティーンエイジャーが実際の自分の顔とARカメラで撮影したキレイな自分の顔が違いがイヤになり、それが原因で鬱になってしまうということが問題になっていたようで、InstagramのARカメラで美容整形を推奨したり、自分の顔とARの顔のギャップから鬱になり精神的に病んでしまうのを未然に防ぐためにInstagramが早急に対応を発表した可能性もあります。
9月にはFacebookが美容整形やダイエット製品の広告を制限すると発表していたので、それも原因の一つかもしれません。
インスタグラムとFacebookが、同プラットフォーム内でのダイエット製品や美容整形を促す広告の制限に取り掛かるようだ。アカウント登録者が18歳以下の場合、今後「デトックス・ティー」や「食欲抑制キャンディー」といった類の広告がタイムライン上に表示されなくなるのだという。
実際に顔を変形させた効果がすべて却下されるということではなく、宇宙人のように目を大きくして、目や鼻を小さくしたり、モンスターに化けたりするようなARカメラは問題なく残ると思われます。
私も以前クライアントワークで制作したPLAZAさんのARカメラでは、ハロウィン仕様のARカメラだったので魔女に変身できる鼻を伸ばしたARカメラを作りました。美容を目的とした変形ではなく、コスプレでの変形なので多分問題ないとは思いますが、今のところ何とも言えない状況です。もしかしたら近々非公開になってしまう可能性もあります。
顔の変形機能を使っているARカメラは審査が延びると発表されており、今は一応5営業日以内で審査すると書いてありますが、それ以上の審査期間が必要なようです。顔変形機能を使用しているARカメラをアップロードすると以下のような警告文が表示されます。
一応は商用利用可能になり、公開されたInstagramのARカメラですが、今はまだオープンベータテスト期間中ということで、今は色んなクリエイターやユーザーの反応を見ている段階だと思うので、今後様々な規約変更が機能変更が行われていくことが考えられるので、注意深く見守っていきたいと思います。
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ポリシーがアップデートされ、人物の写真が埋め込めるようになりました。
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【Works】あいみょん-桜が降る夜は
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承認期間が最大10日から5日になりました。
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Spark ARでSparkSLというシェーダーが書けるようになりました。
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InstagramとFacebookのARカメラを同時公開できるようになりました。
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Spark AR Official Partnerに選ばれました。
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Spark AR Hubがアップデートされエフェクトの世代別男女比が取得できるようになりました。
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【新機能】髪の毛を切り抜き
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規約が変更され、顔の加工エフェクトが承認されるようになりました。
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【新機能】InstagamでもTikTokのような撮影ができるReels(リール)がリリース