Spark ARでSparkSLというシェーダーが書けるようになりました。
SparkARでは従来、平面的なシェーダーを書くことはできましたが、立体的なものをシェーダーで書くことはできませんでしたが、最近アップデートされGLSLベースに開発されたSparkSLというシェーダーが書けるようになったので、立体物をプログラミングで表現したり、立体的なエフェクトを表現できるようになります。
GPUを使うので従来よりも処理負荷がかからず様々な表現ができるようになると思います。
ただ、今まで3Dソフトで作られた3Dオブジェクトを読み込んでSparkARで配置していたものと違い、SparkSLではすべてプログラミングで書かないといけないので、エンジニアスキルが高くないとSparkSLを使いこなすのはかなり難しそうです。
例えばキャラクターなどをSparkSLで書くことはまずありませんが、読み込んだキャラクターに立体的なエフェクトをかけてグニャっと曲げたり、動く立方体が画面を埋め尽くしたり、立方体が球面に変わるなどの表現が可能になるので、表現の幅はかなり広がりそうです。
これは海外のSparkARクリエイターが制作した3D表現で、球面と立方体が近づくとグニュっと合体しており、これはすべてプログラミングで表現されています。
以下はWebGLをブラウザ上でプログラミングして描画させるサイトの埋め込みですが、今後はSparkARでも以下のような表現も可能になって来そうです。
今後のSparkARの発展に期待が持てそうです。